年会長挨拶

第9回日本エピジェネティクス研究会年会
年会長 角谷徹仁
国立遺伝学研究所

このたび、第9回日本エピジェネティクス研究会を、東京一ツ橋学術総合センターで開催させていただくことになりました。

エピジェネティクスは、当初は個体発生を理解するための考察からはじまりましたが、今では、ゲノムの進化や染色体の制御、集団遺伝学や生態学まで含め、多くの生命科学分野における考え方の枠組として強力に働いています。当然ながら、医学、薬学、農学などの応用科学や再生医療などの新しい技術にも大きな影響を与えています。今回は「エピジェネティクスと遺伝学」をテーマとしました。組織委員の方々の知恵をお借りしてプログラムをつくり、創造性を刺激する話題の演者が多くなったと思っています。エピジェネティクス分野の幅広さや奥深さを感じ楽しむとともに、今後の研究の刺激としていただければ幸いです。

講演の会場を一つにしぼり、多様な分野の研究者が集まって議論するというのが以前からこの年会の特色です。また、ポスター発表の質が高く、ここでも活発に議論が行われてきました。(ちなみに今回は、ポスター応募課題から6題をショートトークに選び、ポスター発表の前のセッションで講演いただくこととしています。)基礎と応用、動物から植物、微生物まで、さまざまな出会いの場となればと思っています。

本年会が会員間の新たな相互作用の場となり、エピジェネティクス分野の発展に貢献することを期待し、多数の皆様のご参加をお待ちしております。

 

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