DMO・地域振興事業支援
DMO(観光地域づくり法人)は地域と外部を繋ぐ橋渡し役。
地域とは、その地域の文化や自然などその土地が持つ魅力、そしてその地域で頑張る人々。
外部とは、観光客や、その地域に興味を持っている人、メディアなど。
観光によって地域活性化の任務を担うDMOにはクリアしていかなければいけない課題がたくさんあります。
DMO形成の黎明期から多くの地域振興プロジェクトにかかわってきた株式会社プロアクティブでは、蓄積されたノウハウや自社開発の予約システムをもって、持続的なDMO運営のご支援をいたします。
- ※観光地域づくり法人(DMO)とは?
観光地域づくり法人は、地域の「稼ぐ力」を引き出すとともに地域への誇りと愛着を醸成する地域経営の視点に立った観光地域づくりの司令塔として、多様な関係者と協同しながら、明確なコンセプトに基づいた観光地域づくりを実現するための戦略を策定するとともに、戦略を着実に実施するための調整機能を備えた法人です。
出典:観光庁ホームページ(https://www.mlit.go.jp/kankocho/page04_000048.html)
人材育成・合意形成
- 観光に関わる専門人材を育成したい
- お客さまを受け入れる意識を高めたい
- 地域に一体感を作りたい
- 関係者の理解度や温度差をなくしたい
- 意識醸成の支援
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観光で地域を盛り上げるには、住民や関係者の理解を得ることが非常に重要です。
そのため、
- なぜ観光が必要なのか
- DMOや自治体が何をしようとしているのか
- 住民にとってのメリット・デメリットは何なのか
などを説明していく場が必要となります。
プロアクティブは、観光で地域活性化を目指す活動を始める前段階の意識醸成のお手伝いをいたします。
- 目標設定・コンセプト作りの支援
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『地域をどのような方向でPRしていくのか』、『地域が抱えている課題を明確化し、観光を通じてどのように解決していくのか』など、関係者が一堂に会した場を設け、様々な利害関係者(ステークホルダー)の想いを1つの目標に定めていく必要があります。
このような場を設けることで、各々の参加意識や地域に貢献できている意識を高めることができ、好循環が生まれます。プロアクティブでは、そのノウハウを提供いたします。
素材の発掘・観光商品の造成
- 体験型観光商品を作りたい
- 集客力のあるイベントを作りたい
- 着地型観光商品の作り方や、作るための考え方を知りたい
- 着地型観光の商品づくり支援
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プロアクティブでは、DMOを核とする観光地域づくりに対する取り組みの一環である着地型観光商品の開発・運営を行っています。
地域事業者・住民発の意見を取り入れた商品造成により、地域の魅力を発信します。
また、地域事業者の「稼ぐ力」を引き出し、観光事業者として育成するなど、地域活性の相乗効果を生み出します。観光資源発掘~商品造成~申込受付~当日の随行まで、運営全般を承ることも可能です。
運用管理・システム
- 観光商品の宣伝、販売方法を確立したい
- 顧客管理を効率化したい
- 販売ツールを開発したい
- システム支援
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近年の観光地域づくりにおいて、地域資源の掘り起こしによる積極的な活用の考え方が主流となっています。
『ディスティネーションで何をして楽しむのか』、『誰が責任をもって取り組みを推進するのか』といった観光地経営やDMOへの期待が高まるにつれ、DMOの組織運営をスムーズかつ効率的に進めるための「観光地マネジメントシステム/DMS」の活用が欠かせなくなっています- <観光地マネジメントシステム(DMS)に求められるもの>
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- 効率的な運用業務管理(申込受付、入出金管理、商品紹介ページ作成〔CMS〕など)
- 観光資源と地域の事業者情報の一元的なデータベース化
- 収益源の確立とそれを支える情報システム基盤
- 獲得した会員情報を活用したCRM戦略の推進
- ターゲット顧客に合致した観光情報の配信と観光情報のポータル化
- PDCAサイクルに必要となるマーケティングデータの収集
蓄積型プロモーション
- 認知度を上げたい
- 継続的なプロモーションを展開したい
- ウェブをうまく活用した集客を行いたい
- 蓄積型プロモーション支援
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テレビやラジオ、新聞広告は、大きな効果を見込むことができますが、多額の資金が必要となります。
初期段階では、そのようなプロモーションも必要ですが、DMOが自走化していく上で、継続的に実施できるプロモーションのノウハウも必要です。プロアクティブでは、お客さまに適したプロモーション方法を見出し、低コストで実現できるプロモーション手法をご提案いたします。
現状分析とブランディング支援
- ブランディングをしたい
- 商品の魅力を向上させたい
- 現在販売している商品の客観的分析をしたい
- 現状分析とブランディング支援
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ブランディングを行うには、来訪客の動態、嗜好などの基礎データを把握する仕組みが必要となります。
データに基づいた分析・方策の策定・実行のPDCAサイクルを定着させ、地域にあったブランド構築をご提案いたします。
登録DMO(観光地域づくり法人)形成・確立の必要性
- 人口減少・少子高齢化に直面する我が国の最重要課題である「地方創生」において、地域観光の発展は地域外及び地域内住民など多方面から交流人口を拡大させ、地域活性化において重要な役割を担います。
- 観光による地域の活性化を行っていくためには、「多様な関係者との合意形成」「地域に眠る観光資源の発掘・集約・統合化」「観光データの継続的な収集とその分析を通じて有効な戦略の導出」「KPIの設定とそのモニタリング」など、観光を通じて地域に収益をもたらしていく具体的な推進体制を構築していくことが求められます。*KPI(Key Performance Indicator/重要業績評価指標)
- 観光による地域の活性化のかじ取りを行っていく事業組織体がDMO(Destination Management Organization)であり、観光先進国である欧州で機能を果たしています。日本においても、世界水準で地域づくりを推進する組織「登録DMO(観光地域づくり法人)」の形成・確立が期待されています。
- ※DMOの形成・確立の取り組みに関しては「まち・ひと・しごと創生基本方針2015」平成27年6月30日閣議決定においても高い重要度で位置づけられ、「観光地域づくり法人の登録制度に関するガイドライン」(令和2年4月15日)では、DMOの役割が明確化されました。観光庁では、世界水準のDMOの形成に向け、登録基準の厳格化を進めるにあたり、これまでの「日本版DMO」の名称を「登録DMO」に変更しています。
プロアクティブではDMO形成の黎明期から多くの案件に携わってまいりました。
これらの実績・経験を元に、DMO設立・運営のご支援いたします。